①コーティング(施工)
空気中の有害物質がどこに付着してもいいように天井、壁だけでなく、什器、ソファー、カーテンなどあらゆる箇所をコーティングします。
チタンテックスは光触媒、無光触媒、銀コロイド※、白金コロイドからなる、新型の光触媒です。
従来の光触媒では、利用が困難とされた光の無い環境でも、浄化作用が働き、24時間365日クリーンな環境を作ります。
※コロイドとは:均質な媒質に直径1~500nm(10⁻6~5×10⁻4mm)程度の微粒子あるいは巨大分子が分散している状態のこと
光触媒 | チタンテックスの中核となる主成分で、光のエネルギー(可視光)を利用し浄化力を発生します。シックハウス症候群の原因とされるホルムアルデヒド、 煙草の煙成分に含まれるアセトアルデヒド、 自動車の排気ガス、工場煤煙、ウイルス、花粉、 病原菌、雑菌、カビ、不快な生活臭などを分解し、コーティング面は親水性を帯びる特徴があります。 |
---|---|
無光触媒 | 光触媒を利用出来ない暗所環境で有効な触媒とされ、室内の温度(常温環境下)で浄化力を発生します。光触媒と同様、有機物の有害物質を浄化し、またマイナスイオンを発生させ空気を清涼化する特徴を持ちます。 ミネラルの複合体で安全性の高い媒質です。 |
銀コロイド | 最大の特徴は、 バクテリア、ウイルスに対しての強い抗菌・殺菌効果です。その分解力は、650 種類以上のバクテリア、ウイルスに対応します。 また暗所環境下では無光触媒と共に働き、環境浄化を行います。高い抗菌力を利用し銀食器、 銀杯、銀スプーン、 銀フォークなどにも使用されていることからもわかるように安全性の高い物質です。 |
白金コロイド | 銀コロイドと同じく抗菌性の高い物質です。抗菌力や触媒の活性力を高める役割 を持ちます。化学的に非常に安定している金属で、 工業製品の触媒原料としても利用されている金属です。また無光触媒と同様、マイナスイオンを発生させ空気を清涼化します。 |
①コーティング(施工)
空気中の有害物質がどこに付着してもいいように天井、壁だけでなく、什器、ソファー、カーテンなどあらゆる箇所をコーティングします。
②定着
施工後、数時間~数日で触媒が基盤に定着します。日中は光源、夜間暗所では温度変化をエネルギーとして作用が始まります。
③活性酸素発生
チタンテックス塗膜の表面に有害物質を分解する作用のある活性酸素が現れます。
※活性酸素
O2- スーパーオキシドアニオン
OH- ヒドロキシルラジカル
④有害物質の付着
空気中にはウィルスや細菌だけでなく臭いの原因となる物質やカビ胞子、汚れの原因となる物質が浮遊しています。
※活性酸素
O2- スーパーオキシドアニオン
OH- ヒドロキシルラジカル
⑤有害物質の分解
チタンテックス塗膜に付着した有害物質は活性酸素の作用により酸化分解されます。基盤部分には有害物質は付着せず汚れの原因物質も分解するため基盤をキレイに守り、更にウィルスや菌を室内に残しません。
医療施設
ホテル(宿泊施設)
保育施設
老後介護施設
車内・バス・電車
オフィス
学校
ご自宅
試験実施機関:株式会社食環境衛生研究所
報告書No/217072N 2021.09.28(試験完了)
考察
今回、試験資材のSARS-CoV2(新型コロナウィルス)に対する不活化効果試験を実施した。
その結果、試験資材①、試験資材③及び試験資材④において10時間で99.99%以上、試験資材②において、99.93%の不活化効果があることが判明した。
※ SARS-CoV2は、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の病原体の名称のこと
試験項目 | 試験機関 | 試験番号 |
---|---|---|
アンモニアガス除去性能試験 ↓ | 一般財団法人カケンテストセンター | OS-16-019134-3 |
ホルムアルデヒド除去性能試験 ↓ | 一般財団法人カケンテストセンター | OS-16-019134-1 |
カビ抵抗性試験(防カビ性能) ↓ | 東京都産業技術センター | 第66号 2葉 JIS Z2991-2010 |
抗菌性試験 ↓ | 一般財団法人カケンテストセンター | 黄色ブドウ球菌/MG14-001966-1 |
抗菌性試験 ↓ | 一般財団法人カケンテストセンター | 大腸菌/MG14-004389 |
窒素酸化物除去性能試験 ↓ | 公益財団法人神奈川県科学技術アカデミー | KAST-25-178 |
代替ウィルス不活化効果試験 ↓ | 公益財団法人神奈川県科学技術アカデミー | KAST-026-021 |
安全性試験 ↓ | 一般財団法人日本食品分析センター | 第15133220001-0101号 |
安全性試験 ↓ | 一般財団法人日本食品分析センター | 第16038206001-0101号 |
一般財団法人 カケンテストセンターにて撮影
試験実施機関:一般財団法人 カケンテストセンター
試験番号:OS-16-019134-3
試験実施日:平成28年7月1日
試験方法:5Lのガスバックに提示試料を入れ、所定濃度に調整した測定対象ガスを3L注入し、蛍光灯500Lux以下(微弱可視光)で1時間、6時間静置後のガス濃度を検知管により測定するもの。
提示試料は10cm角の壁紙にチタンテックスを片面塗布したもの、塗布しないものを使用した。
試料 | ガス濃度 | ||
---|---|---|---|
注入ガス濃度 | 1時間後 | 6時間後 | |
チタンテックス未塗布片 | 100ppm | 97.0ppm | 94.0ppm |
チタンテックス塗布片 | 100ppm | 9.0ppm (91%減少) |
6.0ppm (94%減少) |
※アンモニアガスは尿臭や魚の腐敗した臭いなどの刺激臭が代表的な臭いです。
試験実施機関:一般財団法人 カケンテストセンター
試験番号:OS-16-019134-1
試験実施日:平成28年7月1日
試験方法:5Lのガスバックに提示試料を入れ、所定濃度に調整した測定対象ガスを3L注入し、蛍光灯500Lux以下(微弱可視光)で1時間、6時間静置後のガス濃度を検知管により測定するもの。
提示試料は10cm角の壁紙にチタンテックスを片面塗布したもの、塗布しないものを使用した。
試料 | ガス濃度 | ||
---|---|---|---|
注入ガス濃度 | 1時間後 | 6時間後 | |
チタンテックス未塗布片 | 40ppm | 36.0ppm | 34.0ppm |
チタンテックス塗布片 | 40ppm | 4.3ppm (89.25%減少) |
0.7ppm (98.25%減少) |
※建材の防腐剤などに用いられるこのとのあるホルムアルデヒドは、シックハウス症候群を引き起こすことが問題となっており、国際がん研究機構(IARC)では発がん性物質であると認定しています。
東京都産業技術センターにて撮影
試験実施機関:独立行政法人東京都産業技術センター
試験番号:第66号 2葉 JIS Z2991-2010
試験実施日:平成23年7月12日
試験方法:①シャーレ片にチタンテックスを塗布した試験片を置く。
②試験片に5種類のカビ胞子を塗布
③25~28℃の室温、95%の湿度に管理した恒温室に28日間入れカビを培養
合否判定はカビの胞子が成長して試験片に菌糸が発生したら不合格
試験項目 | 試験方法 | 総合評価 |
---|---|---|
JIS Z 2911:2010 カビ抵抗性試験 ※無光条件 |
①シャーレ片にチタンテックスを塗布した試験片を置く。 ②試験片に5種類のカビ胞子を塗布 ③25~28℃の室温、95%の湿度に管理した恒温室に28日間入れカビを培養 |
試料(試験片)に接種した部分にカビの発育は認められない。 合格 |
試験実施機関:一般財団法人 カケンテストセンター
試験番号:MG14-001966-1
試験実施日:平成26年5月12日
試験方法:JIS R 1702 フィルム密着法/0.1mW/ブラックライト
試料 | 生菌数(菌数) | 抗菌活性値 | ⊿R | ||
---|---|---|---|---|---|
接種直後 | 8時間光照射条件 | 8時間無光条件 | |||
チタンテックス加工品 | 230,000 | 900 (99.6%減少) |
7,600 (96.7%減少) |
2.0 | 0.7 |
チタンテックス未加工品 | 230,000 | 110,000 | 150,000 | - | - |
※健康な人でも約30%の人は、手指や鼻腔、消化管などにこの菌をもっているといわれています。この菌による食中毒の多くは、調理する人の手から食品が汚染されて起こります。食中毒以外にもおでき(せつ)、またときに肺炎,心内膜炎,骨髄炎を引き起こすこともあります。
試験実施機関:一般財団法人 カケンテストセンター
試験番号:MG14-004389
試験実施日:平成26年6月6日
試験方法:JIS R 1702 フィルム密着法/0.1mW/ブラックライト
試料 | 生菌数(菌数) | 抗菌活性値 | ⊿R | ||
---|---|---|---|---|---|
接種直後 | 8時間光照射条件 | 8時間無光条件 | |||
チタンテックス加工品 | 220,000 | 10未満 (99.99%減少) |
12,000 (94.5%減少) |
4.5 | 3.0 |
チタンテックス未加工品 | 220,000 | 360,000 | 150,000 | - | - |
※大腸内で最も多い好気性共生細菌です。 特定の菌株が下痢などの食中毒症状を引き起こすほか,無菌部位(例,尿路)に侵入した場合には,全ての菌株が感染症を引き起こす可能性があります。
試験実施機関:公益財団法人神奈川県科学技術アカデミー
試験番号:KAST-25-178
試験実施日:平成25年11月20日
試験条件:可視光線による光触媒性能評価
使用灯火:東芝FL10D 昼光色室内蛍光灯使用
チタンテックスを室内壁300㎡(凡そ床面積90㎡の壁・天井相当)塗布すると、小型トラックから1時間排出する窒素酸化物(NOx)を24時間以内に分解(浄化)することができます。
※NOxとは物体が高温で燃えた時に生じるものです。
空気中にある窒素と酸素が結び付いて生じる一酸化窒素、二酸化窒素を指すもので、工場や火力発電所といった事業所だけではなく、自動車や家庭などからも発生します。
窒素酸化物(NOx)の濃度が高くなると、咳や痰が出やすくなるほか、呼吸器疾患になるリスクが増大します。
試験実施機関:公益財団法人神奈川県科学技術アカデミー
試験番号:KAST-026-021
試験実施日:平成26年6月4日
試験条件:可視光線による光触媒性能評価
使用灯火:東芝FL20S-W 昼光色室内蛍光灯使用
試験内容:JS R 1756:2013
試験評価:抗ウィルス活性値 3.86
※活性値3.0以上は完全な効果を有する=Full effect(ISO18184規格)
項目 | ウィルス実数/個 | 抗ウィルス活性値 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
時間 | 0時間 | 24時間後 | 24時間後 | 0時間 | 24時間後 | 24時間後 |
光の有無 | 無 | 無 | 有 | 無 | 無 | 有 |
未加工片 | 830,000 | 800,000 | 180,000 | 0.00 | 0.00 | 0.00 |
加工片 | 830,000 | 400,000(50%減少) | 25(99.9%減) | 0.30 | 3.86 |
※バクテリオファージとは細菌に感染し、細菌の細胞中で増殖するウィルスのこと。容易に取り扱うことが出来る等の多くの点から、ウイルスの実験モデルとして使用されている。
試験実施機関:一般財団法人日本食品分析センター
試験番号:第15133220001-0101号
試験実施日:平成28年1月20日
試験表題:雄ラットを用いる急性経口毒性試験
試験方法:チタンテックスを検体として2,000mg/kgの用量の検体を雄ラットに単回経口投与し、14日間観察を行った。
結果:観察期間中に異常及び死亡例は認められなかった。
評価:ラットを用いた急性経口毒性試験において、【毒性なし】範疇に入るものと評価する
試験実施機関:一般財団法人日本食品分析センター
試験番号:第16038206001-0101号
試験実施日:平成28年5月19日
試験表題:ウサギを用いる皮膚一次刺激性試験
試験方法:チタンテックスを検体としてウサギ3匹の無傷及び有傷皮膚に4時間閉鎖適用した。
閉鎖適用とは、毛を刈ったウサギの皮膚に検体を塗布したガーゼを貼付し、絆創膏で固定する方法。
結果:除去後1時間に全例で紅斑が見られたが、48時間までに消失した。
評価:ウサギを用いた皮膚一次刺激性試験において、【無刺激性】範疇に入るものと評価する
当店からのお願い
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当店からのお約束
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